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平成27年度卒業式 PTA会長祝辞

    言葉の魔力 言葉の威力  〜卒業式の祝辞に代えて〜
          茨城県立竹園高等学校PTA会長  永翁 龍一

 卒業生のみなさん、ご卒業おめでとうございます。そして、保護者の皆様、おめでとうございます。これまでのご尽力、大変お疲れ様でございました。

 さて、卒業生の皆さん、皆さんはこれから、まだ成人に達するには数年が必要なのですが、高校を卒業し、特に大学に進学されるとなると、周囲の人たちは皆さんを段々と大人として扱ってくれるようになります。大人になると、皆さんの責任や義務の下で、また法や決まり事などの下で、自由な行動が可能になります。何を行うにも自由ではありますが、義務も責任も同時について回ります。その義務や責任の最も身近なものとしては、皆さんの発言に関するものがあります。皆さんがブログやツイッターなどで例えば公言することを憚られるような問題のある発言をしてしまったら、あっという間にそのことは広まってしまいます。あの人、こんな非常識なことを言う人なんだ、などの悪評もあっという間に広まってしまいます。不用意な言葉で人格が一気に悪く印象付けられてしまいます。その言葉が皆さん自身を決めてしまうのです。
 話す言葉はすぐに消えて行ってしまうように思えるかもしれません。しかし、そうではありません。時と場合によっては、人の気持ちの中に大きく残ってしまいます。しかも厄介なことに、その時の印象や雰囲気なども一緒に残ってしまいます。その結果、適切ではない不愉快な発言をしてしまった場合、言ったこと以上の悪意がこめられているように記憶されてしまうこともしばしばです。
 逆に、書き言葉は印象も何もなく字面だけが残ります。その結果、人はその言葉を文字通りに受け取ります。誤解を与えるような書き言葉は、そのまま伝わります。そんな意味ではない、それは誤解だ、と言ってもあっという間にネットを通じて拡散されてしまいます。
 では逆に、周囲を和ませたり勇気づけるような言葉を発してみるとどうでしょう。皆さんや周囲の人たちも、その言葉に敏感に反応します。特にその言葉が現状を的確に表し、冷静な心持から発せられたものであれば尚更、皆さんや周囲の人たちにいい影響を与えます。この場合も不愉快な言葉遣いの場合と同じで、温かい言葉と雰囲気がそのまま残ります。言葉だけではなく雰囲気までが残りますので、特に声に出した言葉は強い魔力があります。書き言葉は雰囲気が伝わらないことが多いのですが、表現が正確に残ります。その正確さがそっくりそのまま、言葉として残り、正確さ故にとても大きな威力を残します。
 言葉の魔力、言葉の威力を十分に理解しつつ、その魔力や威力を使いこなすことが、実はコミュニケーションと言われるものの基礎なのではないかと思います。コミュニケーションの最初に考えることは、なんといっても挨拶です。朝一番に『おはようございます』と挨拶することで、言葉の魔力を使いこなす第一歩が始まります。皆さんの身近な夢や目標を言葉で表現し、文書で残しましょう。これは、言葉の魔力と威力を借りて、夢や明るい未来をかなえるために、成功者たちがよく使う方法の一つでもあります。周囲の人たちには、好意を持って接し、温かい言葉を常に忘れずにいてください。その温かい雰囲気と言葉が、皆さんの印象となって残りますし、皆さんと周囲の人たちに幸せを運んできてくれます。言葉の魔力と威力を上手に使いこなして、四月からの新しい生活をスタートさせてください。
 最後になりましたが繰り返し、卒業生と保護者の皆様に、心よりお祝い申しあげます。ご卒業おめでとうございます。
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